東京都調布市の「深大寺」は、豊かな自然と歴史ある街並みが魅力の人気観光地です。
深大寺そばや植物公園など多くの名所が集まる中、注目を集めているのが「深大寺窯」で体験できる“らくやき(楽焼)体験”です。
自分で絵付けをして湯のみやお皿などを作れるこの体験は、子どもから大人まで幅広い世代に人気があります。完成した作品は世界にひとつだけのオリジナルとして持ち帰ることができ、旅の思い出や贈り物にも最適です。
この記事では、深大寺らくやき体験について
- 場所やアクセス方法
- 営業時間
- 整理券の配布情報
- 予約方法
- 料金
- 制作できる作品例
など実際行った感想を交えて詳しく解説します。
特に週末や観光シーズンは混雑しやすいため、整理券の配布時間やおすすめの参加時間を知っておくことがポイントです。
深大寺の静かな雰囲気の中で、手仕事の楽しさと焼き物の温もりをじっくり味わってお楽しみください!
深大寺らくやき体験の場所はどこ?アクセス方法
らくやきができるのが「深大寺窯」です。
深大寺窯の場所と地図
「深大寺窯」は深大寺の参道に入って右に曲がったところにあります。となりには道沿いでお団子を売っているお店があります。

道沿いに焼き物が並んでいるので見て歩けばすぐにわかります。
最寄り駅からの行き方(調布駅・つつじヶ丘駅から)
深大寺の最寄り駅は京王線のつつじヶ丘駅です。駅から歩くと結構遠いのでバスの利用をおススメします。
バスはつつじヶ丘以外からも調布駅や三鷹駅、吉祥寺駅からも出ているので、行きやすい駅を利用しましょう。
- つつじヶ丘駅北口
京王バス ドトール前
(丘21)深大寺行
↓約15分
終点 深大寺 - 調布駅北口
京王バス パルコ前
(調34)深大寺行
↓約20分
終点 深大寺 - 吉祥寺駅公園口
小田急バス6番乗り場
(吉04)深大寺行
↓約25分
終点 深大寺 - 三鷹駅南口
小田急バス3番乗り場
(鷹65)深大寺行
↓約20分
終点 深大寺
駐車場情報と混雑状況
深大寺周辺には、観光客向けの駐車場が複数あります。
らくやき体験ができる「深大寺窯」には専用駐車場はありませんが、徒歩圏内に市営や民間の有料駐車場が点在しています。
深大寺通りにも前払い制の駐車場がいくつかあり、高橋駐車場はわかりやすい場所にあります。
高橋駐車場はこちら
深大寺通りが混んでるときでもとめられそうな大きな駐車場だと「神代植物公園第一駐車場」があります。どちらも深大寺エリアの中心部に位置し、体験施設までは徒歩10分ほどです。
神代植物公園第一駐車場はこちら
行楽シーズンは要注意
休日や行楽シーズン(特に春の桜、バラフェスタ開催時、秋の紅葉時期)は非常に混雑し、午前中の早い時間で満車になることも多いです。そのため、午前10時頃までの到着を目安に出かけると安心です。
公共交通機関を利用する場合は、調布駅やつつじヶ丘駅からバスが運行しており、バス停から徒歩数分でアクセスできます。混雑を避けたい場合は、平日や雨天時などを狙うのもおすすめです。
深大寺らくやき体験の開催時間・受付時間は?何時から始まるか
体験できる時間帯と所要時間の目安
深大寺窯のらくやき体験は、基本的に午前10時頃から午後4時頃まで開催されています。最終受付は午後3時ごろが目安で、混雑状況によっては早めに受付が締め切られる場合もあります。
体験時間は、絵付けの内容やデザインの細かさによって異なりますが、おおよそ30分〜1時間程度が目安です。小さなお子さま連れでも気軽に参加できる内容となっており、空いた時間にふらっと立ち寄れるのも魅力です。
作品はその場で焼き上げてもらえるため、焼成が終わるまでに約40〜60分ほどかかります。その間に深大寺そばを食べたり、門前町を散策したりして過ごす方が多く、観光とものづくり体験を一度に楽しめます。
- 開催時間 午前10時~午後4時頃
- 絵付け体験時間 30分~1時間
- 焼きあがるまでの時間 30分~
- 営業時間 午前10時~午後5時
閉店時間までに取りに行きましょう
店頭には可愛らしい焼き物がたくさん売っています。

深大寺らくやき体験 整理券の入手方法
深大寺らくやき体験は人気が高く、当日の混雑を避けるため整理券制で運営されています。
整理券の配布時間と注意点
整理券の配布は通常、午前9時30分ごろから開始されます。体験できる人数には限りがあるため、配布枚数が上限に達し次第受付終了となります。
特に週末や祝日は開始時間前から行列ができることも多く、早めの到着が安心です。整理券には体験開始時刻が記載されており、その時間に遅れるとキャンセル扱いになる場合があります。
私が言った平日の11時過ぎ、整理券はすぐもらえましたが30分待ちの状態でした。
整理券の配布場所と配布開始時間
整理券は当日現地でのみ配布され、事前予約やオンライン申込には対応していません。
配布開始時刻に合わせて深大寺窯の受付前に並び、スタッフから直接受け取る形式です。
店頭に整理券配布の案内も出ていました。

人数分の整理券を代表者がまとめて受け取ることも可能ですが、全員分の体験人数を事前に確認しておくとスムーズです。グループで参加する場合は、できるだけ一緒に受付を済ませると同じ時間帯に体験できる可能性が高まります。
混雑する時間帯とおすすめの時間
最も混雑するのは、土日祝日の午前中(特に10時〜12時頃)です。
この時間帯は観光客や家族連れが集中するため、整理券の配布も早く終了しがちです。
一方、平日の午後(13時〜15時頃)は比較的空いており、待ち時間も短く落ち着いて体験できます。春の桜シーズンや秋の紅葉時期は終日混雑が予想されるため、できるだけ開場直後に到着するのがおすすめです。天候が悪い日は人出が減る傾向があるため、狙い目のタイミングとなります。
深大寺らくやき体験 予約は必要?予約方法と注意点
行ける時間帯がわかっていたら予約して行きたいですよね。予約出来るんでしょうか。
事前予約の可否
深大寺窯のらくやき体験は、事前予約制ではなく当日受付のみとなっています。
観光客が多い立地にあるため、気軽に立ち寄れるスタイルをとっており、電話やインターネットでの予約は行っていません。
その日の分の体験枠が埋まり次第受付終了となるため、確実に体験したい場合は午前中の早い時間帯に現地で整理券を受け取ることが重要です。特に春の花見シーズンや秋の紅葉時期、週末・祝日は混雑しやすいため、開場前から並ぶ人も少なくありません。
当日参加のポイント
当日はまず、深大寺窯の受付前で整理券を受け取ります。
配布開始は午前9時30分ごろが目安です。整理券には体験開始時間が記載されており、その時間にあわせて再度来場すればスムーズに参加できます。
体験自体は30分〜1時間程度で、焼き上がりまでにさらに20〜60分ほどかかります。その間は深大寺そばを楽しんだり、門前町を散策したりして過ごすのが定番です。
混雑時には希望する時間枠が選べない場合もあるため、早めの行動がポイントです。また、天候や季節によって混み具合が変わるため、平日を選ぶと待ち時間が少なく快適に体験できます。
店頭には『らくやき20分』の看板も。

深大寺らくやき体験 料金と制作できる作品例
らくやきはいろんな種類のものから選んで絵付けが出来ます。
料金の目安と支払い方法
深大寺窯でのらくやき体験の料金は、作品の種類やサイズによって異なります。目安として、
小皿・湯のみ・箸置きなどの小物は 約1,000円前後
中皿・小鉢・置物など中サイズの作品は 1,500円〜2,000円程度
大皿や特別デザインの作品は 2,000円〜2,500円前後
となっています。絵の具や道具の使用料、焼成代は体験料に含まれており、追加料金が発生することはほとんどありません。支払いは現金のみ対応のため、あらかじめ小銭や千円札を用意しておくとスムーズです。クレジットカードや電子マネーの利用は不可の場合が多いので注意が必要です。
作れる作品の種類(湯のみ・お皿・置物など)
体験できる作品の種類は豊富で、好みに合わせて選ぶことができます。
このようにいろんな種類のものが並んでいて、好きなものを選びます。


代表的なものは以下の通りです。
- 湯のみ・マグカップ:実用性が高く、自分用やプレゼントにも人気。
- お皿・小鉢:料理を盛り付ける楽しみもあり、食卓に彩りを添える作品。
- 置物・干支の飾り:インテリアとして飾れるデザインで、子どもにも人気。
- タイルやプレート:記念日や名前入りの作品など、オリジナル感のある一品。
作品はすでに素焼きされた状態のものに絵付けを行うため、初心者でも安心して取り組めます。絵の具の色は複数あり、自由に組み合わせて自分だけのデザインを楽しめるのも魅力です。
焼き上がった作品はその場で受け取れるため、旅行の思い出としてすぐに持ち帰ることができます。
焼き上がりまでの流れと受け取り方法
深大寺窯のらくやき体験は、絵付けから受け取りまでその日のうちに完結するのが特徴です。体験の流れは次の通りです。
当日、現地で整理券を受け取り、指定された時間に体験を開始します。
湯のみ・お皿・置物など、あらかじめ素焼きされた陶器の中から好みの形を選びます。
専用の筆と絵の具で自由にデザインを描きます。子どもでも扱いやすい水性絵の具が使われており、初心者でも安心です。絵付けにかかる時間は30〜60分程度です。
絵付けが終わると、スタッフが作品を専用の窯で焼き上げます。焼成には約40〜60分ほどかかります。その間に深大寺そばを食べたり、周辺を散策したりと自由に過ごせます。
焼き上がり次第、再び受付に戻って作品を受け取ります。基本的には当日中に持ち帰り可能で、配送対応は行っていません。焼き上がりの色味は、焼成によって少し変化するため、完成時の仕上がりを見る楽しみもあります。
丁寧に焼き上げられた作品は、温かみのある風合いが魅力で、旅の思い出や贈り物として多くの人に喜ばれています。
まとめ|深大寺での楽焼体験は思い出づくりにぴったり!
深大寺のらくやき体験は、自然と歴史が調和する落ち着いた雰囲気の中で、自分だけの作品を作れる人気の体験スポットです。
手軽に参加できる上に、湯のみやお皿など実用的な作品をその日のうちに持ち帰れるのが魅力。焼き上がるまでの時間も、深大寺そばや門前町の散策を楽しみながら過ごせるため、観光とものづくりを同時に満喫できます。
整理券制のため、確実に体験したい場合は午前中の早めの来場がポイントです。家族連れやカップル、友人同士など、誰と訪れても楽しめる体験であり、完成した作品は旅の記念や贈り物にも最適。忙しい日常から少し離れて、心を落ち着けながら創作に没頭できる時間は、深大寺ならではの特別なひとときです。
四季折々の風景に包まれながら、世界にひとつだけの作品を作る——そんな体験ができる深大寺らくやき体験は、まさに思い出に残る癒しのスポットといえるでしょう。

